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加藤 智大
Tomohiro Kato
Transparent steel #3
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- ¥1,980,000
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《Prison》
Prisonは、加藤智大が探求してきた「境界」というテーマの原点となるシリーズです。
加藤は、「鉄で鉄ではないものをつくる」という試みから制作を始め、人が物質をどのように認識しているのかに関心を寄せてきました。その過程で、鉄という素材が持つ物理的な強度だけでなく、人や物を隔てる「境界」としての性質に着目するようになります。
本作では、牢獄や檻を模した作品の中に、任意のものや人を配置することで、「内側」と「外側」という関係性を可視化しています。鑑賞者は鉄格子越しに対象を見ることになり、その位置や立場によって対象の見え方や意味が変化していきます。
鉄格子は単なる構造物ではなく、社会制度や権力、価値観を象徴する装置として機能します。閉じ込められた対象は保護されているようにも、拘束されているようにも見え、その解釈は鑑賞者の視点によって揺れ動きます。
加藤は犯罪や権力そのものを肯定あるいは否定する立場ではなく、それらを現代社会に存在する一つの「境界」として捉えています。本作は、「内と外」「個人と社会」といった現代社会に潜在する境界と、それによって変化する価値観について考察したシリーズです。
ARTIST
加藤 智大
1981年東京都生まれ。2006年多摩美術大学大学院工芸専攻修了。
鉄を素材に「物質と社会」「匿名と個」「内と外」といった現代社会に潜在する境界をテーマに彫刻や絵画制作を行う。
主な個展に「“binary”」(TEZUKAYAMA GALLERY、2024)、
グループ展に「日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ!」(大阪中之島美術館、2025)、
第16回岡本太郎現代芸術賞(岡本太郎賞)(2013)受賞。
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鉄を素材に「物質と社会」「匿名と個」「内と外」といった現代社会に潜在する境界をテーマに彫刻や絵画制作を行う。
主な個展に「“binary”」(TEZUKAYAMA GALLERY、2024)、
グループ展に「日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ!」(大阪中之島美術館、2025)、
第16回岡本太郎現代芸術賞(岡本太郎賞)(2013)受賞。