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Tomohiro Kato

anonymous-human #57

Regular price
¥495,000
Sale price
¥495,000
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税込価格
CREATED
2026
SIZE
W360×D220×H560mm
MATERIALS & TECHNIQUES
cor-ten steel
※送料は別途アーティストと要相談
  • ・本作品は、展示期間終了後に順次発送させていただきます。
  • ・作品は、作者本人より直接お客様のもとへお届けいたします。
  • ・発送時期や配送に関する詳細は、別途メールにてご案内いたします。
anonymous-human #57
anonymous-human #57

anonymous

anonymousは、加藤智大が長年探求してきた「境界」というテーマから生まれたシリーズです。

加藤は、「鉄で鉄ではないものをつくる」という試みから制作を始め、人が物質をどのように認識しているのかに関心を寄せてきました。その後、「物質と社会」「匿名と個」「内と外」といった現代社会に潜在する境界へと関心を広げ、鉄を素材に作品制作を続けています。

2013年に岡本太郎記念館で開催された個展「太陽と鉄」で、加藤は牢獄を模した作品の中に岡本太郎の作品を配置したインスタレーションを発表しました。その際、鉄格子の影によって彫刻のフォルムが断片的に浮かび上がる様子に着目し、その影だけを抽出した彫刻表現を模索しました。

anonymousでは、牢獄の「内側」と「外側」を隔てる境界としての鉄に着目し、その一線を越えた逮捕歴のある人物や兵器を3Dスキャンして得たデータをもとに、シルエットを模った鉄線を反復的に集積することで像を立ち上げています。

反復的に重なり合う鉄線は、鑑賞する位置によって見え方を変え、像は現れたり消えたりしながら揺らぐように立ち現れます。モアレによる視覚効果によって輪郭は曖昧になり、像は確かな存在として立ち現れながらも、どこか不確かなものとして知覚されます。

匿名化された人物や兵器をモチーフとした作品を通して、「匿名と個」「内と外」といった現代社会に潜在する境界と、個人と社会との関係性について考察したシリーズです。

ARTIST

加藤 智大

1981年東京都生まれ。2006年多摩美術大学大学院工芸専攻修了。
鉄を素材に「物質と社会」「匿名と個」「内と外」といった現代社会に潜在する境界をテーマに彫刻や絵画制作を行う。
主な個展に「“binary”」(TEZUKAYAMA GALLERY、2024)、
グループ展に「日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ!」(大阪中之島美術館、2025)、
第16回岡本太郎現代芸術賞(岡本太郎賞)(2013)受賞。
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加藤智大プロフィール画像